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IWC / 歴史
IWC / ポルトギーゼ
IWC / アクアタイマー

IWC / 歴史

スイス伝統の時計技術と米国式大量生産の技術を融合させるため、アメリカ人実業家F.A.ジョーンズがライン河の近くにファクトリーを創業したのが1868年。IWCの歴史はここから始まります。1930年代に入り今まで製作してきた懐中時計を腕時計のケースに収めたフラッグシップともいうべき「ポルトギーゼ」、軟鉄製インナーケースを装備した耐磁時計「マークIX」、耐磁性能を追求した「インヂュニア」をリリースし、IWCは知名度を上げていきました。半世紀以上経過したヴィンテージモデルにおいても問題なく普段使いできる耐久性を備えた、実用性の高さがIWCの最大の魅力と言えます。

IWC / ポルトギーゼ

1939年、懐中時計の精度の高い大型ムーブメントをそのまま腕時計に使用するという案からスタートしたポルトギーゼは、現在でも懐中時計のような大きなフェイスと真円型のケースデザインが特徴です。ケース径を最大限使用した大きな文字盤やシンプルなアラビアインデックス、細長い葉の形をしたリーフ針もポルトギーゼの特徴。正確に時間を視認出来るよう、鉄道の線路を想起させるレイルウェイ分目盛り（シェマンドフェール）をデザインに取り入れたモデルも人気です。ポルトギーゼ・コレクションのスポーツモデルとして1967年に発売された「ヨットクラブ」の名称が復活し、往年のIWCファンからも歓迎を受けています。

IWC / アクアタイマー

1967年に発表されたアクアタイマーは200m防水、回転式インナーベゼルを採用していました。1982年にIWCが当時技術提携していたポルシェデザインのオーシャン2000で得たテクノロジーを、GSTアクアタイマーに搭載し2000m防水を達成しました。1999年に機械式水深計を備えた「ディープワン」を限定生産、2009年には後継モデルの「ディープツー」がリリースされました。常に進化を続けるアクアタイマーは回転ベゼルをアウター、インナーと変化させながらモデルチェンジをしていきます。中古市場ではヘリウムガス排出バルブを装備せず、2000m防水のスペックを達成したGSTアクアタイマーが根強い人気を誇ります。

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