【この商品の特徴】
手巻きデイトナの最終型であるRef.6265。SSベゼルとプラスチックベゼルが併売されており、こちらのモデルはSSベゼルのモデルです。ケースは磨きも少なく、ほぼノンポリッシュ状態でコンディションに優れています。

クロノグラフボタンの押す部分(プッシャー)にねじ込み式が装備され、防水性能が30mから50mにスペックアップしたRef.6265。デイトナとしてはダイヤルには初めて防水性に優れたことを表す「OYSTER」ケースを採用した表記が印字された革新的なモデルです。

文字盤交換がされるとダイヤル上の「DAYTONA」表記が小さくなり、スモールデイトナと呼称されますが、こちらは希少なオリジナル文字盤で「DAYTONA」表記が大きい通称ビッグデイトナです。

インデックス先端にある夜光は経年変化により取れてしまうことが多い中、こちらの個体は夜光落ちが無く、ダイヤルや針の焼け具合が非常にバランスの良い逸品。エイジングした姿からはこの個体が生き抜いてきた歴史を感じさせるとともに、同じ物が2つとないヴィンテージならではの魅力を感じることができるでしょう。

調整機構にマイクロステラスクリュー、てんぷ耐震装置に当時としては最新のキフ・ウルトラフレックスを搭載した手巻きムーブメントCal.727が備わっています。このRef.6265を最後にデイトナは自動巻きムーブメントを搭載することになるため、デイトナの歴史では最後の手巻きとして価値が高いモデルとなります。

ケース径は37mmとヴィンテージモデルならではの小ぶりなサイズ感。後継モデルでは40mmにスケールアップするため、最後の37mmサイズとなります。風防はプラスチック製、防水性能は生活防水とデリケートな面もありますが、だからこそいつまでも大切に扱いたくなるヴィンテージ デイトナです。

生産終了モデル　Dシリアル

商品コメント4

【ロレックス・ブランドについて】

高級時計の代名詞であるロレックス。基本的なデザインは大きく変えず、細かな仕様を時代に合わせてアップデートし続けるという独自のスタイルを築き上げた結果、ディテールがマイナーチェンジされる度に市場が過熱することがもはや腕時計界の風物詩ともなっています。

人気・知名度・クオリティーの3拍子が揃ったロレックスの時計は資産価値が落ちにくいことでも有名です。世代を超えて受け継ぐことができる、長く愛用するに最も相応しいブランドの1つです。

【エクスプローラーIIについて】

エクスプローラーIの上位モデルとして、1971年に発表されたエクスプローラーII。洞窟探検家向けの腕時計として開発された初代Ref.1655以来、ロレックスを代表するアドベンチャーウォッチとして確固たる地位を築いています。

冒険における極限の環境下での使用を想定し、24時間目盛りベゼルや24時間針による昼夜時間表示、GMT機構の搭載など、代を重ねるごとにスペックアップが図られてきました。

現在でも機能性を重視した第1世代のデザインや意匠を継承しつつ、オリジナルの黒文字盤に加え、第2世代のRef.16550からは白文字盤も登場。現在は2色のカラーバリエーションで展開され、それぞれ人気を博しています。